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#9 Teer Art Week 2019 〜イランのアート事情 Part.3〜

 

前回の投稿から時間が経ってしまいました。

気づけばテヘランに来て、早5か月!!!ヒョエ〜

 

書きたいことが沢山あるのに、追いついていません。

でも地道に今回は、2か月前のことを書きます。(笑)

 

前回は、アーティストの活動を

経済的にバックアップする存在として

オークションのことを書きました。

 

今回は、

特権階級によってアートが専有されてしまう

オークションのような場から距離を置き

街を舞台に展開されるアートの取組みについて。

 

***

 

今年14日〜11日、

Teer Art Weekという催しがありました。

 

テヘランの中心部を拠点に

展示、プロジェクト、レクチャー&トークなどが行われました。

 

会場は、ギャラリーやアーティスト・イン・レジデンスなどの

いわゆる「アートスペース」にとどまらず、

カフェや、街のそのへん?!など、人通りの多いスポット。

 

なぜそんなところで

 

というのも、Teer Art Week

 

“Joining the City, Citizens and Art”

 – まち・ひと・アートを繋ぐ

“Bringing Art in Public”

 – アートを公共に持ち込む

 

ということを念頭に置いているからです。

 ***

 

先に個人的な感想を述べると、

技術的な面で

開催趣旨を体現できていない部分がいくつかありました。

 

1.    広報が弱い / 認知度が低い

 

チラシが置いてあるのは、ギャラリーが中心。

ギャラリーに足を運ぶ人、

つまり元からアートに関心がある人にしか情報が届かない。

 

道路脇に看板があるのも見たけど、

他の広告と同じように見過ごされてしまう。

 

これはイランに限った話ではないと思うのだけど、

ターゲットが「街に住むひと」であるならば、

どこに情報を落とすべきなのかは、考えどころ。

 

2.    !!!会場が見つけにくい!!!

 

これが一番問題。

書いてある住所に辿り着いたのに、なんの標識もなくて

結局どこでやっているのか、分からないということがしばしば。

 

それで人に住所を聞いたら、

 

💁‍♂️「その住所はここだよ!」

 

と、答えてはくれるけれど、その人はArt Weekのことを知らない。

 

👧「いや、どこなの無いじゃん

 

大部分の会場が歩けるくらいの近い範囲にある。

これは、「足の運びやすさ」として大事な条件。

 

でも「目につきやすさ」も重要身をもって感じた。

通りすがりの人を巻き込みたいならば、なおさら。

 

***

 

改善すべき点は色々思いつきましたが、

それでもTeer Art Weekは濃かった!!!

 

 作品(展示)編 

 

UntitledAli Ahadi 

From the Solo Exhibition “Goh Ballet Academy”

 

Bring the Brains with Yourself/ Peyman Shafieezadeh

 

Untitled/ Mehrdad Harimi

From the Group Exhibition “In Parenthesis”

 

ChanceBabak Borzoy

From Annual Exhibition “Opportunity” at Iranian Artists’ Forum 

 

Tehran 1967Davood Zandian

 

中には、

子どもたちがアーティストと一緒に制作した作品も。

 

From the Project “City as a lived experience”

 

オーディエンスとしてだけでなく

アーティストとしての市民参加。

 

「まち・ひと・アートを繋ぐ」という構想が

作品の制作過程で実現されている一つの例。

 

 レクチャー&トーク編 

 

興味深いタイトルのレクチャー&トークが沢山ありました。

が、残念ながら全てペルシア語。(泣)

 

ペルシア語の勉強を始めて

1年の私に分かるはずもない高度な内容

 

でも3つ行きました。録音をしに。(笑)

 

そのうちの1つで、唯一少し理解できたトークセッション。

登壇者が今までに仕組んできたアートプロジェクトを説明しつつ、

人々の生活にアートを浸透させていく可能性をディスカッション。

 

***

 

1週間という短期間で

行くことができた展示や企画は限られていたけれど、

 

イランと関わりを持って活動する

アーティストやキュレーターのことや、

テヘランのアートシーンで

どんな動きがあるのかということ、

 

そして何より、

テヘランにこんなにギャラリーあるのか!!!

ということを知ることができました。

 

***

 

他の作品もちょっぴり載ってまーす!

 

#contemporaryart_runruniran

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