前回の投稿から時間が経ってしまいました。
気づけばテヘランに来て、早5か月!!!ヒョエ〜
書きたいことが沢山あるのに、追いついていません。
でも地道に…今回は、2か月前のことを書きます。(笑)
前回は、アーティストの活動を
経済的にバックアップする存在として
オークションのことを書きました。
今回は、
特権階級によってアートが専有されてしまう
オークションのような場から距離を置き
街を舞台に展開されるアートの取組みについて。
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今年1月4日〜11日、
Teer Art Weekという催しがありました。

テヘランの中心部を拠点に
展示、プロジェクト、レクチャー&トークなどが行われました。
会場は、ギャラリーやアーティスト・イン・レジデンスなどの
いわゆる「アートスペース」にとどまらず、
カフェや、街のそのへん?!など、人通りの多いスポット。
なぜそんなところで…
というのも、Teer Art Weekは
“Joining the City, Citizens and Art”
– まち・ひと・アートを繋ぐ
“Bringing Art in Public”
– アートを公共に持ち込む
ということを念頭に置いているからです。
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先に個人的な感想を述べると、
技術的な面で
開催趣旨を体現できていない部分がいくつかありました。
1. 広報が弱い / 認知度が低い
チラシが置いてあるのは、ギャラリーが中心。
ギャラリーに足を運ぶ人、
つまり元からアートに関心がある人にしか情報が届かない。
道路脇に看板があるのも見たけど、
他の広告と同じように見過ごされてしまう。
これはイランに限った話ではないと思うのだけど、
ターゲットが「街に住むひと」であるならば、
どこに情報を落とすべきなのかは、考えどころ。
2. !!!会場が見つけにくい!!!
これが一番問題。
書いてある住所に辿り着いたのに、なんの標識もなくて
結局どこでやっているのか、分からないということがしばしば。
それで人に住所を聞いたら、
💁♂️「その住所はここだよ!」
と、答えてはくれるけれど、その人はArt Weekのことを知らない。
👧「いや、どこなの…無いじゃん…」
大部分の会場が歩けるくらいの近い範囲にある。
これは、「足の運びやすさ」として大事な条件。
でも「目につきやすさ」も重要…身をもって感じた。
通りすがりの人を巻き込みたいならば、なおさら。
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改善すべき点は色々思いつきましたが、
それでもTeer Art Weekは濃かった!!!
— 作品(展示)編 —


《Untitled》Ali Ahadi
From the Solo Exhibition “Goh Ballet Academy”

《Bring the Brains with Yourself》/ Peyman Shafieezadeh

《Untitled》/ Mehrdad Harimi
From the Group Exhibition “In Parenthesis”

《Chance》Babak Borzoy
From Annual Exhibition “Opportunity” at Iranian Artists’ Forum

《Tehran 1967》Davood Zandian
中には、
子どもたちがアーティストと一緒に制作した作品も。


From the Project “City as a lived experience”
オーディエンスとしてだけでなく
アーティストとしての市民参加。
「まち・ひと・アートを繋ぐ」という構想が
作品の制作過程で実現されている一つの例。
— レクチャー&トーク編 —
興味深いタイトルのレクチャー&トークが沢山ありました。
が、残念ながら全てペルシア語。(泣)
ペルシア語の勉強を始めて
1年の私に分かるはずもない高度な内容…
でも3つ行きました。録音をしに。(笑)

そのうちの1つで、唯一少し理解できたトークセッション。
登壇者が今までに仕組んできたアートプロジェクトを説明しつつ、
人々の生活にアートを浸透させていく可能性をディスカッション。
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1週間という短期間で
行くことができた展示や企画は限られていたけれど、
イランと関わりを持って活動する
アーティストやキュレーターのことや、
テヘランのアートシーンで
どんな動きがあるのかということ、
そして何より、
テヘランにこんなにギャラリーあるのか!!!
ということを知ることができました。
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他の作品もちょっぴり載ってまーす!
↓
