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#5 冬至のお祝い シャベヤルダー

あっという間に年の暮れ。
今年も色々あったなぁ・・・

と、浸りたいところなのに、
こちらイランは全くそんな雰囲気ナシ。

というのも、
イランのカレンダーは西暦ではないためです。
国内では、イスラム基準の暦を使用しています。

ということで、
新年の行事はまだです。

今回は別の行事の話を書きます。

先日は冬至でした。1年のうち夜が最も長い日。

イランをはじめ、

アフガニスタン、タジキスタン、アゼルバイジャン、アルメニア・・・など、

かつてペルシアの一部だった国では
この日にお祝いをします。





冬至の夜が1年の中で最も長いということは、
この日を境に日が長くなっていくわけです。

日の光が夜の闇に打ち勝つ日。

農業が人々の生活の中心にあったペルシア帝国にとって、春への第一歩となるこの日は重要な意味を持っていたのだとか。


現在もこの行事が重要視されています。


冬至の10日前、
ショッピングモールに行きました。

そこには、
シャベヤルダーならではのこんな装飾が。


・・・コタツ!!!!!!!!!
【新発見① イランにもコタツがあった】

日本と同様、
暖房機器の発達した現在はもうあまり使われませんが、昔の家にはよくあったそうです。


次に
コタツの上に置いてある食べものを見てみると、
キャンディー、ナッツとドライフルーツ、菓子パン、オレンジ、マスカット、ザクロ、スイカ・・・

・・・スイカ?!?!🙄🙄
日本で夏の風物詩のスイカがなぜここに!!
【新発見② イランでスイカはヤルダーの風物詩】

話を聞いてみると、
イランの暖かい地方から運ばれてくるのだそう。

どこかのウェブサイトでは 
輸入しているとも書いてあったので真相は不明。

✳︎ ✳︎ ✳︎
冬至の当日は、親戚が1つの家に集まります。





ということで!!
私もお友達ファミリーのお宅にお邪魔してきました!!㊗️㊗️


家の中にも、ショッピングモールで見たのと同じような装飾が。




コタツは不在。残念。


でも写真をよく見ると、
今度は本が置いてあります。



これはハーフェズという詩人の詩集。


14世紀(600年以上前!!)の詩人ですが
今でも一家に一冊は彼の詩集があるといっても過言ではありません。





・・・という話を前に聞いて
本当かなぁと思っていたんですが、
やっぱりあった!!!


シャベヤルダーは、
この詩集を使って占いをするのがおなじみ。


私がお邪魔したお宅でも
食後にくじ引きで詩を選び、
みんながそれぞれ選んだ詩とその解釈を
お父さんが読んでくれました。

途中少しつっかえるお父さん。

特別な文体で書かれている詩は、イランの人でもなかなか読むのが難しい。


それでも読みきってくれた、お父さん。


まだ詩を理解できるほど
ペルシア語ができないので訳してもらいました。


目指すところは一直線上にある
引き続き努力せよ


とのこと・・・


本当かなぁ・・・


ハーフェズの詩占いは
みんながハッピーになれる凶のないおみくじだと
思っている私。


で、でも、
信じたいと思います!



お父さんが撮ったら、

たまたま女性のみになった写真。(笑)


✳︎ ✳︎ ✳︎


冬至(シャベヤルダー)や新年(ノウルーズ)、誕生日などの行事にかかわらず、自分の家に親戚や友人を呼ぶのはよくあることです。

イランに限ったことではないけれど、
そんな日常の集まりのお話はまたいつか。

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